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XMの証拠金維持率を正しく計算してロスカットを防ぐ方法

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XMの証拠金維持率を知っておくことは、突然のロスカットで強制決済されるリスクを抑える役割があります。FXにおけるロスカットや追証などは証拠金維持率を基本としているからです。

今回は、XMの証拠金維持率を理解するうえで必要な基礎知識をお伝えし、正しい証拠金維持率の計算方法を紹介します。証拠金維持率を理解することで適切な損切り設定やリスクコントロールにも役立つため、ぜひ最後までご覧ください。

XMの証拠金維持率を計算するまえに知っておきたい基礎知識

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XMの証拠金維持率を知ることは、FXにおけるリスクコントロールや損切り設定を行ううえで非常に重要となります。ただし、証拠金維持率について深く理解するためには、少なくとも以下の知識を得ておかなければなりません。

  • 追証ルール
  • ロスカットルール
  • ゼロカットルール
  • 有効証拠金と必要証拠金

XMにおける上記のルールをまだ理解していない人は、まず以下をご参考ください。

XMの追証ルール

XMでは、証拠金維持率が50%以下になるとマージンコールが発せられます。マージンコールは追証とは異なるので注意してください。

追証とは、各FX業者で定められた一定の証拠金維持率を下回ると発動されるシステムです。証拠金維持率が高い水準を確保できるよう口座に追加の証拠金(追証)を入金しなければなりません。

一方のマージンコールも証拠金維持率が一定値を下回ることで発動します。証拠金維持率が低くなっているので、追証をしてくださいと呼びかける仕組みです。追証と異なる点は強制力がない点で、マージンコールは単に投資家へ警告が出るのみとなります。

XMには追証のシステムは存在せず、マージンコールがあるだけです。追証とは違い無視することもできますが、証拠金維持率が低くなるとロスカットの恐れもあるため、なるべく証拠金を追加することをおすすめします。

XMのロスカットルール

XMでは、証拠金維持率が20%を下回るとロスカットが発動します。

ロスカットとは、各FX業者が設ける一定の証拠金維持率を下回ったとき発動する仕組みで、一度発動すると強制的にポジションが決済されてしまいます。ロスカットが発動されると口座の資金以上の損が発生しないため、基本的にトレーダーを守る仕組みといえるでしょう。

XMのゼロカットルール

XMには投資家保護のためのロスカットのほか、ゼロカットルールも設けられています。ゼロカットルールを採用する国内FX業者は少なく、海外FX業者であるXMの大きな強みともいえます。

相場が急変したときなどはロスカットが間に合わないことが少なくありません。ロスカットが間に合わなければ口座残高以上の損失を抱えてしまい、トレーダーの借金リスクが増します(口座残高がマイナスになると追証が必要)。

ゼロカットは上記のようなリスクを防ぐシステムです。たとえ口座残高がゼロを下回ったとしても、一定時間が経過すれば口座残高のマイナス分はゼロに戻ります。XMなどゼロカットルールがあるFX業者は、事実上借金を抱えないということです。

有効証拠金と必要証拠金

証拠金維持率を計算するうえで欠かせないのは、有効証拠金と必要証拠金の2種類です。有効証拠金と必要証拠金はどちらも証拠金維持率の計算に必要です。

有効証拠金とは、口座にある残高とポジションの含み損益を加えた金額を指します。たとえば、口座に10万円があり、ドル円のポジションで2万円の含み損が発生していた場合、8万円(10万円-2万円)が有効証拠金です。

必要証拠金とは、ポジションを保有するうえで最低限必要な金額にあたります。必要証拠金は以下のように計算します。

  • 必要証拠金=購入数量×単価÷レバレッジ

仮に1ドル=100円でドルを1万通貨購入したとしましょう。レバレッジは50倍だったとします。すると、計算式は次のようになります。

  • 購入数量10,000通貨×単価100円÷レバレッジ50倍=必要証拠金20,000円

XMにおける証拠金維持率の計算方法

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証拠金維持率を理解していなければ突然の追証やロスカットに混乱してしまいます。少なくとも計算方法は理解しておくようにしましょう。

証拠金維持率の計算方法は以下の通りです。

  • 証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100

具体的な事例を挙げるため以下のような条件を設定します(ボーナスは考えないこととする)。

  • 口座残高:30万円
  • レバレッジ:50倍
  • 購入数量:10万通貨
  • 1月1日時点の単価:1ドル=100円(購入時点)
  • 1月2日時点の単価:1ドル=98円
  • 1月3日時点の単価:1ドル=97.4円

1月1日(ポジション購入時点)の証拠金維持率

それでは、まず1月1日時点(購入日)の有効証拠金と必要証拠金を出し、そこから証拠金維持率を求めてみましょう。

  • 口座残高300,000円±決済していないので含み損益0円=有効証拠金300,000円
  • 購入数量100,000通貨×購入単価100円÷レバレッジ50倍=必要証拠金200,000円
  • 有効証拠金300,000円÷必要証拠金200,000円×100=証拠金維持率150%

購入日時点の証拠金維持率は150%と高く、マージンコールやロスカットの対象にはなりません。

1月2日の含み損を算入した証拠金維持率

次に、ポジションを保有したまま翌日の1月2日を迎えました。1ドルは100円から98円に下がっているため含み損を抱えます。

証拠金維持率の計算も以下のように変化します。

  • 口座残高300,000円-含み損2円×100,000通貨=有効証拠金100,000円
  • 購入数量100,000通貨×購入単価100円÷レバレッジ50倍=必要証拠金200,000円
  • 有効証拠金100,000円÷必要証拠金200,000円×100=証拠金維持率50%

証拠金維持率は50%となりマージンコールがかかります。

1月3日の含み損を算入した証拠金維持率

最後に、ポジションを保有したまま1月3日を迎えたとしましょう。1ドルはさらに97.4円まで下落していますが、追証は行いませんでした。

  • 口座残高300,000円-含み損2.6円×100,000通貨=有効証拠金40,000円
  • 購入数量100,000通貨×購入単価100円÷レバレッジ50倍=必要証拠金200,000円
  • 有効証拠金40,000円÷必要証拠金200,000円×100=証拠金維持率20%

つまり、上記でお伝えした条件のときは、相場が2.6円下がると証拠金維持率が20%以下となりロスカットの対象になるということです。XMではロスカットが間に合わないときでもゼロカットにより借金になることはありませんが、なるべく証拠金維持率が20%になる前に決済の判断を行いたいところです。

XMの証拠金維持率の安全レベルは300~500%が基本

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XMを利用する場合は、なるべく高い証拠金維持率を確保してトレードを行ってください。証拠金維持率が低くなってしまうと以下のようなリスクや不便を抱えてしまうからです。

  • 口座残高が限りなく少なくなってしまう恐れがある
  • とたんにロスカットされてしまう不便さを抱える
  • 含み損を抱えたまま相場の好転を待ちづらくなる

XMには最大888倍までレバレッジが設定できる魅力があります。しかし、高レバレッジにするほどほんの少しの相場の動きだけで有効証拠金が減少してしまうため、証拠金維持率が低ければとたんにロスカットの危険性が高まります。

含み損を抱えたままトレードすることも難しくなります。証拠金維持率が低ければロスカットに至る可能性も高く、含み損を抱えたまま相場の好転を待つことも困難です。

証拠金維持率は300%を基本に、時間的なリスクを抱えやすい長期投資の場合は500%ほどを目安にすると良いでしょう。証拠金維持率が高いということは、口座に潤沢な資金があるという証拠です。

高い証拠金維持率をキープするテクニック

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XMで高い証拠金維持率を確保しておくには、以下の方法が使えます。

  • 証拠金維持率100%を目安に追証を行う
  • 注文時のロット数を抑える
  • 損切り設定も忘れないように

証拠金維持率100%を目安に追証を行う

XMには追証の仕組みはありませんが、常に口座を余裕のある状態にしておくために証拠金維持率に気を配りましょう。証拠金維持率が100%を下回らないよう、口座残高が減ってきたら自発的に追証を行うことをおすすめします。

口座残高を増やすにはXMのボーナス制度を活用することが有効です。XMでは以下のように入金ごとにボーナスを受け取ることができます。

  • 5万円までの入金ボーナス:入金額に対して100%のボーナス付与
  • 5万~225万円までの入金ボーナス:入金額に対して20%のボーナス付与

XM入金ボーナスの上限額は50万円です。有効証拠金はボーナス分も含めた口座残高がベースとなっているため、無償で50万円を口座に充当できるメリットは大きいといえます。

注文時のロット数を抑える

XMを含め海外FX業者の魅力は高レバレッジにありますが、だからといってロット数を増やしすぎるのは推奨できません。初心者のうちは、できるだけ注文時のロット数を抑えるようにしましょう。

たとえば、10万円の資金があれば500倍のレバレッジをかけ5,000万円分(1ドル=100円なら50万通貨)の取引ができます。しかし、一度に5,000万円分のポジションがあると、わずか2円値下がり(1ドル=98円)しただけで100万円の含み損(2円×50万通貨)を抱えてしまうのです。

含み損が多いほど証拠金維持率が下がり、ロスカットのリスクが高まることはいうまでもありません。

損切り設定も忘れないように

高レバレッジの取引を行いたい人は、損切りを有効に活用してください。損切りを設定しておけば、日増しに含み損が増えていくリスクを取り除けます。

ただし、注文のたびに損切りを気にしていてはチャート画面から離れられなくなるため、逆指値注文を使いましょう。逆指値注文とは、含み損が設定値を超えると自動的に決済してくれる仕組みです。どれだけ相場が暴落しようとも設定値を超えて含み損が広がることはありません。

まとめ

XMの証拠金維持率を理解することは、突然のロスカットによる強制決済を防いでくれます。証拠金維持率を知るには、今回お伝えした計算方法を理解することが欠かせません。

  • 口座残高±含み損益=有効証拠金
  • 購入数量×購入単価÷レバレッジ=必要証拠金
  • 有効証拠金÷必要証拠金×100=証拠金維持率

上記はXMだけではなくFX全般において役立つので、ぜひ覚えておきましょう。証拠金維持率がわかれば適切な損切り設定やリスクコントロールにもつながります。

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